ガチガチの首肩コリの原因は肝臓の三角間膜だった!?
- 2025年06月20日
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かなちゃん整体院でオステオパシー整体を受けていただいている方の症例報告をさせていただきます。
【40代男性、デスクワーク】お悩み:ガチガチの首肩こり、右肩が上がりにくい、慢性腰痛、疲れがとれない。
■オステオパシー全身バランスチェック&施術
まず全身の筋膜に対して傾聴をします。そうすると右の後方に引っ張られます。横隔膜のあたりです。この傾聴テクニックをなくしてオステオパシーの仕事はできません。
それから全身をまるごとチェックをすると、左の仙腸関節、肝臓、右の肋骨グリル、胸椎の7、8番、右の肩甲骨、右の鎖骨、右の鎖骨下筋、頚部筋膜、後頭下筋などに機能障害が見つかりました。
ここで肝臓の機能障害を正確に知っておく必要があるため、肝臓のスペシフィックテストと抑制バランステクニックを行います。まず肝臓をスペシフィックにチェックすると肝臓の右三角間膜に機能障害があることがわかりました。そして肝臓を支えてから肩を上げてもらうと90度くらいまでしか上がらなかったのが130度くらい上がるようになりました。それから首の動きもかなり楽になったそうです。これはビンゴです。
オステオパシー施術としては、まず肝臓全体の液体の流れをよくする目的でテクニックを行います。それから肝臓全体の可動性をよくするために、肝臓まわりの筋膜や靭帯をリリースします。そして肝臓が重たくなることによって負担がかかり慢性腰痛の原因となっている、S状結腸や左の仙腸関節を施術します。
それから自律神経レベルでも肝臓を助けるために、胸椎の8番と肋骨グリルに対してストラクチャーテクニック(ボキボキするやつ)を行います。このストラクチャーテクニックは患者さんの体格や年齢、このような施術が苦手じゃないかどうかしっかり確認をさせていただいてから行います。もちろんここにテクニックを行う必要があると100%確信があるときしか行いません。もしストラクチャーテクニック(ボキボキするやつ)が苦手な場合でも他にも関節を緩めるためのソフトな施術もできますでご安心ください。
最後に首まわりや鎖骨、肩甲骨の可動性をよくするための筋膜リリースを行いました。そしてアドバイスとして毎日深呼吸をしてもらうようお伝えして終了となりました。お家に帰ってからも患者さん本人に肝臓を助けるための施術の続きをやってもらいたいからです。メルシーボークーです。
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かなちゃん整体院
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