骨盤の歪みは原因は回盲弁だった!?
- 2025年05月28日
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かなちゃん整体院でオステオパシー整体を受けていただいている方の症例報告をさせていただきます。
【30代女性、デスクワーク】お悩み:骨盤の歪み、足のむくみや重だるさ、右股関節の痛み、慢性腰痛、便秘、ガチガチの首肩コリ、疲れがとれない。
■オステオパシー全身バランスチェック&施術
全身の筋膜に対して傾聴をすると右側で前方にたくさん引っ張られます。横隔膜よりも下側です。この場合は腹部内臓の可能性があります。
全身をチェックしていくと、右の下腿骨間膜、右の股関節、右の梨状筋の緊張、右下肢全体の緊張や重さを感じます。それから右の仙腸関節、右の骨盤底筋、腹筋、横隔膜、小腸の下垂、腸間膜根、回盲弁、肝臓、右の肋骨グリルに機能障害が見つかりました。
オステオパシー機能障害がたくさん見つけましたが、これらすべてを施術するわけではなく、どこが原因の原因であるかを考えて必要なところに必要なだけ施術を行います。
まずは小骨盤を圧迫している可能性がある仙骨に対して施術を行います。仙骨が前方に傾いているとそのすぐ前にある直腸を圧迫してしまい便秘になってしまっている可能性があります。それから小骨盤の柔軟性や血液循環をよくする目的でオステオパシーテクニックを行います。骨盤内のうっ血があると梨状筋や骨盤底筋が緊張してしまい結果として股関節や骨盤、腰椎の可動性に影響を及ぼすのでオステオパシーではこの部分のチェックは欠かせない非常に重要なところでもあります。
そして腹部内臓のバランスをよくする目的で腸間膜根、回盲弁、小腸の下垂を矯正していきます。とくに回盲弁に強い制限を感じました。回盲弁に機能障害があると右の仙腸関節の可動性や右の下肢の血液循環に問題を起こす可能性があります。この女性の場合はこの腸間膜根や回盲弁の機能障害が骨盤の歪みや腰痛、股関節、下肢のむくみや重だるさに関係していたのではないかとオステオパシーでは考えます。
最後に自律神経のバランスをよくする目的で頭蓋と頚部筋膜のリリースを行い、内臓下垂に対するセルフケアをお伝えして終了となります。
骨盤矯正をしてもすぐに戻ってしまうという方はフランス式オステオパシーで全身をまるごとチェック&ボディメンテナンスを受けていただくと根本的な原因を特定することができるかもしれませんので是非一度お試しください。メルシーボークーです。
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かなちゃん整体院
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