慢性腰痛の原因は腎臓だった!?
- 2025年05月01日
- カテゴリー:未分類
かなちゃん整体院でオステオパシー整体を受けていただいている方の症例報告をさせていただきます。
【30代男性、会社員】お悩み:慢性腰痛、朝起きての腰痛、動き始めの腰痛、繰り返すギックリ腰、整骨院に通っていたが腰や背中のハリがとれない。腰を曲げたり伸ばしたりしにくい。
■オステオパシー全身バランスチェック&施術
まず全身の筋膜に対する傾聴をすると左の前方で横隔膜より下側にかなり強いテンションがかかっていることがわかりました。それから骨盤のバランスをチェックすると左の仙腸関節に機能障害が見つかりました。
そのまま全身まるごとオステオパシーチェックをしていくと、左の股関節、S状結腸、下行結腸、左の腎臓、腸間膜根、小腸の下垂に機能障害が見つかりました。
まずは骨盤のバランスを整えます。しかし股関節の機能障害、内臓の機能障害には変化がありません。今度は腸間膜根、内臓下垂のオステオパシーテクニックを行い、腹部内臓全体の循環をよくします。それからS状結腸、下行結腸をリリースしてから左の腎臓に対してオステオパシーテクニックを行います。
今回の男性ケースでは内臓全体が下垂することによって大動脈と上腸間膜動脈の間を通る腎静脈が圧迫されてしまい、その結果として奇静脈や腰静脈の排液がうまくできなくなってしまい腰痛が起きてしまっていたのではないかとオステオパシーでは考えます。このような場合の腰痛の特徴としては、朝起きたてや長時間同じ姿勢が続いたあとの腰の痛みが起きます。
施術後にもう一度傾聴をすると左の前方に強く引っ張られるような感覚は消えていました。「腰の曲げ伸ばしの動きも最初よりかなりやりやすくなった」とのことです。メルシーボークーです。
オステオパシーでは患者様の痛みや症状を取り除きたいという思いはもちろん常にあるのですが、痛いところや症状がある場所に一生懸命に施術をしても効果がないことが多いです。実際には本当に原因があるところを探してその場所に施術を行い、身体全体のバランスが整うことによって、身体がうまく適応できるようになり、自然に回復できるようになる身体づくりのサポートをするのがオステオパシーの仕事であり目的でもあります。
月に1~2回の予防メンテナンスで「楽な身体づくり」をしませんか?
かなちゃん整体院
秋田市東通6丁目2-12 サンパレス城東102号 秋田駅徒歩11分