骨盤の歪みや便秘の原因は腸間膜だった!?
- 2025年06月03日
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かなちゃん整体院でオステオパシー整体を受けていただいている方の症例報告をさせていただきます。

【30代女性、自営業】お悩み:骨盤の歪みが気になる、慢性腰痛、便秘、ガチガチの首肩コリ、ガチガチの背中のハリ。
■オステオパシー全身バランスチェック&施術
まず全身のバランスをチェックすると、左の腸骨、左の腰方形筋、S状結腸、小腸の下垂、腸間膜根、腸間膜、左の肋骨グリル、左の横隔膜、頚部筋膜、後頭下筋などの機能障害が見つかりました。
オステオパシーではなぜこれらのバランスが崩れてしまっているのかを考えて施術を行います。モグラ叩きゲームのように症状があるところや硬くなっているところにただテクニックを行うのはオステオパシーではありません。
施術としてはまず左の腸骨のバランスを崩している原因の可能性があるS状結腸を見ていきます。S状結腸や下行結腸を触診して押していくと右側の盲腸や上行結腸と比べてけっこう痛みや硬さを感じるようでした。ですがまずはS状結腸が硬くなっている原因と考えられる小腸の下垂に対してオステオパシーテクニックを行います。最初に腸間膜根、それから腸間膜のリリースをします。それから小腸の下垂のテクニックを行います。
そしてもう一度、S状結腸の触診をしていくと、可動性もよくなり、「押されてもほとんど痛みを感じない」とのことです。ですからS状結腸の制限がある原因は腸間膜や腸間膜根だったということがわかりました。
それから腸骨の可動性をチェックすると、まだ制限が残っていたので左の腸骨に対してストラクチャーテクニックを行います。すると「仰向けで寝ている時に辛かった骨盤や腰、背中が楽になった」とのことでした。最後に腹部内臓の自律神経のバランスをよくする目的で頚部筋膜と頭蓋骨の矯正を行い、今回の施術は終了となりました。
今回の女性の場合は、腸間膜や腸間膜根の制限があることによって小腸が下垂してしまい、結果としてバランスをとろうとがんばって代償した骨盤、腰椎や頚椎、背中に負担がかかってしまっていたようです。
お仕事も長時間座りっぱなしで肉体的にも精神的にも負担がかかっているようなので時間をつくって2週に1回のボディメンテナンスを継続していきたいと仰っていただきました。メルシーボークーです。
★月に1~2回の予防メンテナンスで「楽な身体づくり」をしませんか?
かなちゃん整体院
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